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●博士式部活動マニュアル
@心構えと準備
実際に活動をはじめられる前に、ご承知頂きたいことがございます。
卓球は、道具・用具を多用する競技です。事前に、安全確認をしましょう。
実際に台の片づけや競技中に用具と接触することで起きる負傷があります。
充分に気を配って競技に参加して頂くことが大切です。
A用具
・選手が用意するもの
1.ラケット |
・JTTAAルールに則った公式ラケット。 |
2.ラバー |
・ITTFルールに則った公式ラバー。 |
3.シューズ |
・体育館で使用できるシューズ。卓球専用シューズ。 |
4.ユニフォーム |
・JTTAAルールに則ったユニフォーム。 |
用具につきましてはこちら↓
http://pinpon.life/hakasegoods.html
・設備
1.卓球台 |
・JTTAAルールに則った公式卓球台。 |
2.ネット・サポート |
・JTTAAルールに則った公式卓球台用ネット。 |
3.防球フェンス |
・練習用防球フェンス・防球ネット。 |
4.ボール |
・JTTAAルールに則った公式球3スター。練習球。
※ボールについてはこちら |
B練習形態
・選手の練習形態にはいくつかあります。
・中学生は、4を多く使っています。
テクニック的にもまだ未熟である選手が多いので
集団で同じことを取り組むことで、上手な選手のまねをして
徐々に成長が見られるようになります。
・1や2は、選手個人が部活動以外で更なる向上を目指す場合
卓球場や道場などで採用される練習形態です。
・3は、中学生なら2年生や3年生の中上級者。自分で考えて
メニューを提案できる選手に向いています。高校生ぐらいからは
通常採用されている形態です。
B練習内容
・練習の種別(基本体)
1.基礎打ち練習 |
・フォア・バック・Fツッツキ・Bツッツキなど
※基本動作の練習です。 |
2.フットワーク練習 |
・各コースに散らばるボールを動いて返球
※フォア・ミドル・バックにパターンを決めて練習。 |
3.システム練習 |
・実戦を想定したパターンを多球で練習。
※苦手・不得意・弱点などを克服する対策練習。 |
4.部分練習 |
・部分的な練習。テクニック・対策に用いる。
※ドライブや台上処理、ブロックなど部分的に練習。
サーブ練習やレシーブ練習もこの部類に入る。 |
5.組み立て練習 |
・部分的に作ったテクニックを組み立てる練習。
※全体のイメージを一つにする。三球目攻撃など。 |
6.ゲーム練習 |
・実戦を意識して実際にゲームをする練習。
※ツッツキゲームなど特殊ルールで行うのも効果的。 |
・練習の種別(グレードアップ)
7.対策練習 |
・戦型や戦術に対する想定、対策する練習。 |
8.戦術 |
・あらゆる戦術、想定練習。 |
・練習の技法
1.一球練習 |
・一球で繋がっている状態で練習する。
※生きた球と言って相手と揉み合った自然の球質で
練習することで打球を操るテクニックを身に着ける。 |
2.多球練習 |
・たくさんの球を使って効率的に練習する。
※反復練習に効果的。上級者はピッチを詰めて
より高速な反射神経を磨く。 |
3.ロボット練習 |
・卓球練習を進化させたロボットによる練習。
※対策をしたくても選手のテクニックでは賄えない場合
ロボットでその打球を再現。フットワーク練習にも効果的。 |
・ゲームスタイル別練習
・利き腕
・用具別(ラケット)
1.シェークハンド |
・シェークハンド、攻撃・オールラウンド・カットなどがある。
※ゲームスタイルに合わせて形状や弾みに差がある。 |
2.日本式ペンホルダー |
・日本人が開発したラケット。ハイトップグリップとも言う。
※中でもヒノキ単板が特徴的。 |
3.反転式ペンホルダー |
・日本式を反転して扱えるよう改造されたグリップ形状。
※粒高などと合わせてラリーに変化を作る。 |
4.中国式ペンホルダー |
・シェークハンドのグリップが短くなった形状。
※裏面打法などで特徴を発揮。反転も有効。 |
・用具別(ラバー)
1.裏ソフト |
・打球面が平面で摩擦係数が高い。強い回転を掛ける。
※日本系中国系ドイツ系。テンション系高弾性系など。 |
2.表ソフト・一枚 |
・打球面が粒々で打球面積が少なく、回転力が少ない。
※回転系、スピード系、変化系など。 |
3.粒高ソフト・一枚 |
・打球面が粒々、表より形状細長。変化を求めた設計。
※回転系、スピード系、変化系など。 |
4.アンチラバー |
・打球面が平面で摩擦係数が低い。回転を反転させる。
※変化系裏ソフトとも呼ばれている。 |
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YOUTUBE WRM卓球知恵袋×ツチヤ博士コラボ企画 |
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